「どうも毎日だるい」と思ったときに試してみたい3つの戦争
午前中にみんな揃って、ご先祖様のお迎え
今年もお迎えに来れて良かった
皆んなでワイワイ来たから、ご先祖様も喜んでるね?
お線香をあげて
さーお祖父さん、お祖母さん、行きましょう
家まで、ろうそくの炎を消さないように…
お連れしないとね
こちらは、戦争で亡くなったお祖父さん達のお墓
また、サイパンにお線香をあげに行きたいな?
恒例の鐘を突いて
健之介もお墓まいりの帰り道には、いつも 鐘を突いてたっけ
今日も海の向こうで元気にしてるかしら。。。
きっと、あの子の事はご先祖様方が守ってくれてるから
無事に、実家にお連れしました
ご先祖様…お帰りなさい
お迎えが終わったら、皆んなでお団子などをいただいて
そして…皆んなで集合写真
皆んなの元気な写真を、健之介に送ってあげました
お盆は、ご先祖様をお迎えするだけじゃなくて…
皆んなをご先祖様が集めてくれるんだね。
そして…離れた家族を思ったり
誰かが誰かを…亡くなっていようが生きていようが大切な人を思う日でもある気がします
戦争 ヒューマンCITY
朝からトレーニングのためにジムに向かう。
相変わらず広いジムに一人だ。
本当にホテルのジムってのは誰かと出会うことが少ない。
まあ、時間帯にもよるのだろうが。
1時間ほどでトレーニングを済ませ着替える。
隣のカフェに行ってお茶を飲みながら仕事を済ませる。
仕事も数時間で終わり行き交う街の人たちをしばらく眺める。
今日の予定はとかく何も決めてなかったが、
ふとアタマによぎった。
『よしワールドトレードセンターに行こう・・・』
気持ちの向くままにクルマに乗った。
元々、
ニューヨークを発つ前までには手を合わせに行こうと思っていたが
なぜか自分の中で気持ちがしっくりこなかった。
今日は天気もいい。
ゆっくり向かうことにしよう。
しばらくクルマで走ると窓から見える光景。
元々本来ならここからワールドトレードセンターが見えたはず・・・、
と思いながらその跡地に向かう。
あの日から現在までの16年でどう変わったか全く知らない。
正直、どうなってるのか想像もつかない。
近くまで行くが車では入れない。
それ以上近づけないので車を降りて歩き始める。
歩いて行くと見たことのないモニュメントのようなものが現れる。
一体何なのだろう・・・と思いながら近づく。
よくわからないので後回しにすることにした。
その隣には建築中の新しいワールドトレードセンターがある。
随分と完成し始めているがまだ時間はかかるだろう。
細い路地があり抜けて行くと、
ワールドトレードセンターの跡地にやっとたどり着いた。
目の前に広がるのは、
大きな跡地にポッカリと穴が空いている大きなモニュメントだ。
水が中央に流れて落ちて行く。
まるで魂を浄化しているようだ。
外周には亡くなった方達の名前が一人一人刻印されている。
あの16年前に訪れた時は、
すでに911から二ヶ月は経っていたのにも関わらず
まだ瓦礫の中から煙が上がっていた。
現地のスタッフが
『火がくすぶって未だに消えないんです・・・』
と言っていたのを覚えている。
あの光景は未だに脳裏に焼き付いている。
戦争になるとこんな光景が至る所に広がるんだろうなと
その壮絶な現実に身が震えた。
当たり前の話だが、
今はもちろんあの光景はどこにも残ってはいない。
同じ場所から見る景色も16年でここまで変わるのだなと
人間の可能性の素晴らしさを感じるとともに、
あの惨劇は絶対に忘れちゃいけないと指で石をなぞる。
しばらく手を合わせた後に、
さっきのモニュメントのような建物に行ってみることにした。
外にドアのようなものが付いていたからきっと中に入れるのだろう。
ドアは意外と狭い・・・。
何なのだろう・・・と思いながら中に入ってみる。
外からは想像もつかないその広さに驚いた。
これは一体何なのだろう・・・と思いながらも自然と口が開く。
とにかく広い。
作りも不思議なのだがその圧倒的な造作物の大きさと広さに
すっかり言葉を失ってしまった。
アメリカってのは凄い国だ。
まるで維新をかけて世界にその存在をアピールしているかのようだ。
とにかく凄い・・・。
帰りの車から見える景色がなぜか寂しい。
いや、ボクが寂しく思っているのだろう。
ゆっくりお茶でもしに行こう。
世界が平和でありますように。
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