日本があぶない!葛藤の乱
2017年公演初日まで...
「あと28日」
汗汗。
『HandY-ハンディ-』
〔2016年 第13回杉並演劇祭「大賞」受賞作品〕
【あらすじ】
幸せな結婚を夢見る英子は婚活に励む日々。
ある日のパーティーの帰り道、ろうあの男・裕作と出会う。
裕作は英子のコミカルさと激しさを見初めて「漫才やろう」と誘った。当然、英子は断るが裕作の猛烈なアプローチに根負けし、しばらく様子を見る事に。
「すぐに諦めるだろう」と思っていた英子であったが、裕作の熱意、不思議な優しさに触れる中で徐々に気持ちがが変化してゆく。
ひょんな事から二人は裕作のふるさとを訪れ、そこで英子は「裕作がなぜ漫才師にこだわるのか」という理由を知る。
そんな中、英子も10数年ぶりに自分のふるさとへ行く事を決意する。「止まったままの時間を動かすために。」
しかし…ふるさとで英子を待っていたのは信じがたい現実だった。
英子と裕作、偶然交わった二人の人生。
様々な葛藤や衝突を繰り返し裕作の夢だった「漫才の舞台」はやがて二人の夢へと変わっていく。
手話と漫才、男と女、二人の未来に待つものは!?
【脚本・演出】市村啓二
【音楽・ピアノ演奏】中島健作
【出演】武者真由 市村啓二
*今作品は三ツ星キッチン「TOGETHER」(作・三ツ星キッチン)のスピンオフ作品として誕生しました。
【日田市公演】
▼日程:2017年9月12日(火)13日(水)
▼開演:各19:00
▼会場:パトリア日田小ホール
▼日田市公演チケットお申し込み
▼チケット:前売り一般¥2,500/学生¥1,500
(全席自由・当日各¥500増)
【久留米市公演】
▼日程:2017年9月14日(木)
▼開演:19:00
▼会場:久留米シティプラザ・久留米座
▼久留米市公演チケットお申し込み
▼チケット:前売り一般¥2,500/学生¥1,500
(全席自由・当日各¥500増)
【福岡市公演】
▼日程:2017年9月15日(金)
▼開演:19:00
▼会場:ぽんプラザホール
▼福岡市公演チケットお申し込み
▼チケット:前売り一般¥2,500/学生¥1,500
(全席自由・当日各¥500増)
【東京公演】
▼日程:2017.10.6(金)→10.8(日)
▼会場:阿佐ヶ谷アートスペースプロット
▼開演時間:
◎10/6(金)19:30
◎10/7(土)14:00/18:30
◎10/8(日)12:00/16:30
▼チケット:前売り一般¥3,800/学生¥2,500
(全席自由・当日各¥200増)
市村啓二
葛藤専門コレクション
私が、亡き夫への思いを綴ることで、
読んで頂いた旦那様がお元気な方から、
「(旦那さまとイロイロあるけど) 仲良くしよう、大切しようと思える」的なお言葉を頂くことがあります。
すごく嬉しいです
うちは、もう、夫婦二人で娘の事を話す事も、成人式や、卒業や、就職を一緒に祝うことも出来ません。
将来娘が結婚することがあっても、夫は娘の花嫁姿を見ることも出来ません。
スタバに夫婦でお茶に行く事も、家族3人で焼き肉に行く事すらも、私には、永遠に手の届かない夢です。
それも私の運命だと受け入れています。
でも「まだ、チャンス」がある方には、
お相手が(旦那様・奥様)が、元気なうちに「たくさん、たくさん幸せな時間」を過ごして欲しいな~と。
勝手なことを願っているのです。
(ハイ・勝手な願いだと自分でも分かってます)
奥様が、一生懸命に陰に日向に「家族のためにしていてくれる事」を、当然と思わずに、「妻が支えてくれてるから、俺は仕事に打ち込めるのだ」「今の自分があるのは、妻がいてくれたから」という意識がある、既婚男性に好感を覚えます。
そういう男性は、「奥様と家庭」をとても大切にしますから。
(思っている事は、相手に伝わります)
夫婦には、他人には理解されにくい「長年の葛藤・すれ違い・わだかまり」などもたくさんあると思います。
(うちも「夫が元気なころ」は、ケンカもしました。実家に帰らせて頂きます!と言ったこともあります)
夫が難病を発病し「ストレス・過労・人込み」は、難病の増悪(ステロイドパルス入院3か月)になりますと夫の主治医に何度も言われ
「仕事」だけでもストレス要因なのに、せめて家庭では「くつろがしてあげたい」という結婚生活でした。
難病を何とかステロイドでコントロールしながら、「仕事」をこなしていた夫。(大変だったと思います)
そんなある日、「出張先で倒れて、救急搬送され、検査の結果すい臓がんステージ4b(余命1年)」と宣告されました。
大切な人を立て続けに亡くした私は
実父と過ごせるのも、娘と過ごせるのも限りある時間と感じています。
(※ 相手のわがままを受け入れるとかいう意味ではありません。家族にも、「NO」ははっきり伝えます。←仲良くしたいからこそ伝えます)
友人と会う時間も大切です。(今日この人に会えるのは最後かもしれない。素敵な時間を過ごそうと←大げさと思われるかもしれませんが)
「相手と過ごせる時間を大切にできるのは今しかない」と諦観のような感覚が深く刻まれています。
「相手が笑顔」だと嬉しくて
「相手がしんどそう」だと、やっぱり心配しちゃいます。
生きていたら、「別れ」も経験します。
悲しい思いもします。苦しい事もあります。
理不尽な事も起きます。
誰かの言動に傷つく事もあります。
それでも、私たちは苦しむためだけに生まれてきたのではなく
楽しい事も、嬉しい事も、わくわくも、ドキドキも一杯経験して
誰かを愛し・愛されることを学ぶために生まれてきたのだと思っています。