ゾウさんが好きです。でもキリンさんのほうがもーっと好きです。ちなみにビーフシチューは嫌いです
さて、おこじょさんの限定記事2発目です^^ 早速入店。 今回のお目当てはFB限定「ビーフシチュー風ラーメン(¥920)」の食券を購入、スタッフさんに食券を手渡し、カウンター席に着きます。暫くすると… 到着^^ スープは完全にビーフシチュー、牛や野菜の旨みがギュッと出たドミグラスソースの味わいが非常に豊か、甘みを中心とした濃厚な味わいと軽い酸味、牛のアブラ感もしっかりとした重厚感を出してくれます。 生クリームで更に口当たりと味わいが滑らかでまろやかに。具材は… ラディッシュに煮込まれた牛肉、生クリームに隠れてますがブナシメジも入っています。 ブロッコリー… 豚レアチャーシューの上には生の牛肉とスライスされた赤タマネギ。麺は… 細ストレート麺、硬さはコシはちょうど良い感じ、テロみのあるスープをまとわりつかせて滑るように口の中に飛び込んできます。一緒に… ミニライスが提供されるので… 最後はドボンで素敵に〆ましょう^^ まったりと濃厚な牛の旨味の出たドミグラスソースの味わい、見た目も綺麗でラーメンというよりは完全に洋食のビーフシチュー、東京でもドゥエエドジャパンさんでハヤシラーメンをいただきましたが、ドミグラス的な味わいは同一方向、でも私はこういう1杯大好きです^^ ご馳走様でしたm(_ _)m
ビーフシチューのテーマパーク
~BLなお話です~ 父さんと母さんは仕事で忙しく一緒に夕飯を食べる事なんて滅多にない。俺は一人でシェフの城島さんが作った夕飯を食べた。 この家にはたくさんのお手伝いさんや爺やもいるので全然寂しいと思った事はない。今日は雅紀も食べた城島さん特製のビーフシチューだった。 雅紀がこの間、試験勉強に来た時に城島さんが夕飯に作ってくれた。雅紀は美味しい、美味しいって連呼して3杯もおかわりをして城島さんがいたく感動していたっけ…。 城島さんの作る料理は美味しい。一人で食べてももちろん美味い。でも、雅紀と食べるともっと美味しい気がする。 雅紀は何でも美味しそうに食べるからな…。 今日は雅紀にあーんなんてしてもらって…いい日だった。 …けど。 あの、昌宏お兄さん。俺から見てもカッコ良い人だ。背も高くて顔立ちも凛々しい…。なんか…俺とは正反対の顔してる。 昔、お祖父ちゃんが留学していた大学に通っているなんて…。すっげぇって思った。マジ尊敬する。 全て揃っている人が雅紀のあんな近くにいたんだ…。 じゃぁさ、そうだよな。あんな素敵な人を間近で見て来た雅紀がそうそう俺に、“同じ好き”なんかになってくれるワケないか…。 夕飯後、そんな事を思いながら自分の部屋のベッドにごろりと横になっていた。 大きな溜め息が何回も出た。 暫くボーっとしていると、スマホに着信があった。雅紀からだった。メールやラインじゃなくって電話。何だろう、と電話に出た。 ? よくわからない。 何だか変な…声というか?音が聞こえて来る。 「もしもし?雅紀?」 「しょ…お…ぢゃ…ん…うっ…ヒック…」 変な音ではなく、それは雅紀の泣き声だった。 「雅紀!?お前泣いてんのか!?どうした!?」 電話口の雅紀は泣きじゃくって嗚咽を繰り返すばかりで要領を得ない。 「雅紀、お前、外にいるな?そこどこだ?今から俺がそこ行くから。」 雅紀のいる場所を聞いて驚いた。駅近くの公園だった。何でそんな所に…。雅紀の家から相当距離がある。俺の家からはそこそこ近い。そこの公園は人通りが少なくて危ない。とにかく公園の近くにあるコンビニに入って待ってろ、と言った。 雅紀は泣いてるから中に入るの恥ずかしい…とまた泣きだした。 「わかった!とにかくそこは危ないから、中に入んなくていいから、コンビニの近くにいろ!いいな!」 雅紀は小さくうん、と言った。 俺は急いでチャリを飛ばして雅紀が待っているコンビニへと向かった。 明るいコンビニの前の隅っこに小さく蹲っている雅紀を見つけた。 「雅紀!」 雅紀は俺を見つけるなり駆け出して来た。相当泣いていたと思う。目が真っ赤になって瞼も腫れて鼻も出ていた。 「…しょ…ちゃん…。」 雅紀の目からまた涙が溢れ出た。洋服の袖口で顔覆って泣いていた。 「そんなんで擦るな。目が腫れるぞ。」 俺はハンカチで雅紀の涙を拭った。 「何があった?」 雅紀はそれを思い出したのか顔を歪めて更にぽろぽろと涙を零した。雅紀が小さく呟いた。 「…キス…されちゃった…。」 雅紀のその言葉に衝撃が走った。 続く