虎と月 (ミステリーya!) [ 柳広司 ]

柳広司


ミステリーya! 柳広司 理論社トラ ト ツキ ヤナギ,コウジ 発行年月:2009年01月 ページ数:249p サイズ:単行本 ISBN:9784652086315 柳広司(ヤナギコウジ) 1967年生まれ。2001年に『黄金の灰』でデビュー。同年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で、第12回朝日新人文学賞を受賞。文学作品に想を得たり、実際に起きた歴史的な事件や実在の人物に材をとり、本格的なミステリーや物語に仕立て上げるその手腕には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 父は虎になったー。そんなこと、簡単に信じられるものではない。ぼくだってそうだった。しかし、父に会った、という人物からもらった手紙には、父がその場で詠ったという一篇の漢詩が書かれていた。その詩には、虎になった人間にしかわかりえない、悲痛な心の叫びがこめられていた。父の血をひくぼくも、いつかそうなってしまうのだろうか。それはちょっと勘弁してほしい。父がどうして虎になったのかを知りたい。それが波瀾万丈にして、不思議な旅の始まりだった…。言葉の魔術師・柳広司が放つ中島敦『山月記』に想を得た、奇想天外な変身譚。 本 絵本・児童書・図鑑 児童書 児童書(日本) 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・やらわ行
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