戦争翼ある人

戦争も人気です♪

この数日、
ウクライナの色んな場所を歩き回ってみたが
どんな建造物よりどんな景色よりも何よりもここに住む【人】が一番気になった。
とにかく、
みんな余りにも無表情で冷たくかなり怖い。
正直、
今回訪れた国々にはそれぞれの特徴があったが
この国はとにかく人に特徴がありすぎだ。
確かに街ですれ違う女性は世界のどの国よりも平均的に美人が多い。
食べているものも関係しているのだろうが、
とにかくスラッと背が高く太っている人は非常に少なく、
しかも顔立ちはかなり整っていて
まるで色んな店でモデルを見かけている様な感じだ。
これは凄いことだと思う。
昼間の街で働いている人を見て
ここまで綺麗だと思うことはなかなか今までなかったが、
『美しいな・・・』
と思わず呟いてしまうほどだ。
ただ今回ハッキリと自分の中で認識できたことは、
ボクは美しい顔が好きなのではなく、
美しい表情が好きなのだなということがわかった。
ボクは素敵な【笑顔】が大好きなだけで、
ただ美しいだけのものには興味がないということが今回でハッキリとわかった。
美しさというのには色々あるが、
動物の中で唯一【笑顔を誰かに届ける】という才能を与えられているのは人間だけだ。
怒りや悲しみは他の動物も表現し、
数は極端に少ないが【笑う】という行為ができる動物も稀にいる。
【笑顔を誰かに届ける】という行為は人間に与えられた唯一のギフトだと言ってもいい。
その人間から【笑顔】を取ってしまうとこれほど冷たく感じるのだということを
今回この国に訪れてよくわかった。
それにしても本当に冷たい。
働いている女性はまだ笑顔を客に投げかけたりもする。
もちろん、その数はかなり少ない。
男性に関してはほとんど見ることはない。
働いている男性で笑顔を自然に浮かべる人はかなり少ない。
現地の友達に聞いた。
『なぜ、男性は笑顔で答えたりしないのか?笑うことに抵抗があるのか?』
その答えが非常に興味深いものだった。
『もちろん、面白いことがあれば笑う。
でもそれは【笑う】のであって【笑顔】とは違う。
笑うことには明確な理由があるが、
笑顔を浮かべたりする人を【Retarded】だと言ってバカにする男性も少なくない』
これには驚いた。
【Retarded】とは、
発達が遅れている人・知恵遅れという少し古い言い方なのだが、
笑顔を浮かべる=【Retarded】という解釈になっていることが怖い。
これが長年の教育や環境でここに住む人たちをそう思わせているのが恐ろしい。
街の中で自分が笑顔を浮かべて歩いていると、
完全に浮いている感が否めないのは事実だ。
 

自然と自分自身からも笑顔が無くなってしまう。
そんな自分に気づく。
環境とは恐ろしい。
もちろん、
彼らが冗談を言わないのかと言えばそんなことはない。
タクシーで街を移動している時にこんな変わったドライバーと出会った。
窓を開けて写真を撮ろうとしたボクに対し、
急にキレ始めて何か言っている。
もちろん英語を話すドライバーは本当にいない。
ボクが英語で色々と話してみたがまったく通じていない。
彼は散々自分の言いたいことを言った挙句に車内の温度を指差して何か言い始めた。
あー、中の温度が上がるから閉めろと言っているのか・・・と思い、
『Because the outside soooo HOT, right?? 』
と言うと、
ボクの言った英語の発音の一部が彼には何故か【サハラ】と聞こえたらしく、
しきりと、
『イエス、イエス、サハラサハラ!!!ドバイ、ドバイ!!!』
と言いだした。
それがきっと自分で言っててツボにハマったのだろう。
ずっと、サハラサハラと言いながらゲラゲラ笑っている・・・。
どこに笑いのツボがあったのかは未だに不明だが、
ガハガハと大声で笑うその大胆な笑い方にも正直驚いた。
そして翌日、
ウクライナからアルバニアに移動するために空港に向かう。
朝の7時だというのにもかかわらず、
空港はものすごい数の乗客で一杯なことにも驚いた。
いや、乗客で一杯なのではなく、
職員の数とチケット発券するために並んでいる乗客とのバランスがまったくあっていない。
そして何よりも驚いたのは、
空港の職員が全員軍人かと思うほど誰も笑顔を浮かべない。
そして空港職員にも関わらずほとんどと言っていいほど英語をまともに誰も喋らない。
 

タイミングの悪いことにボクのチケットにトラブルがあったらしく、
色んなセクションをたらい回しにされる始末。
それぞれの場所で、【一体どうなっているのか?】と英語で聞いても
誰もまともに答えてはくれない。
ただただ指をさされて、あそこに行け!と指示をしてくる。
『マジか・・・』
と何度も思いながらやっとの思いでチケットを発券することは出来たが、
ここまでの間に誰一人として笑顔を浮かべることはなく、
周りを見渡すと並んでいる乗客さえもみんなブスッとしている。

『なんなんだ、ここは一体・・・』
と思いながらファースト・ビジネスクラス専用のレーンを指さされて行ってみると、
仕事もせずにただベンチに座りボーッとしている者も少なくない。
これほどまともにセキュリティチェックをしない国も初めてだ。
セキュリティゲートを潜る時に、
ピーっと音がなると必ずポケットの中のものを出され、
何度もセキュリティチェックをやり直しさせられるか、
カラダ中を触られるというのが普通なのだが、
何かをすることもしようとする素振りもなくただベンチに座って見ているだけ・・・。
ここまで来ると拍手ものだな・・・と思いながら目的のゲートまで歩いていく。
そんなこんなで無事に飛行機に乗り込み、
トランジットをするためにウィーンに向かう。
ウィーンに着くとさっきまでのことが嘘だったかのように、
 店の店員が全員笑顔で迎えてくれる。
やっぱりボクは笑顔が好きだ・・・。
これも一つの経験。
改めて自分が何が好きなのかがわかっただけでも
ウクライナに行ってよかった。
それにしてもだ。
ホテルの従業員にウクライナとロシアの間で行われている戦争
現状どうなっているのか?と聞くと、
『余りにも遠すぎてよくわからない』
とまるで他人事の様に答えられたことが酷く印象に残っている。
『そんなものなのか???自分の国のことだろ?』
と聞いても、
『だって600kmも離れている場所のことは私たちには関係ないし、
電車で八時間は軽くかかる遠いエリアのことなんて興味ない』
と言われた時には正直ショックだった。
文化や国が違うだけでこういう考え方をする人も生まれてしまうのかと驚いた。
きっとこういうことを自分自身のこととして考えられない人が多いうちは、
こういった争いもなかなか終わらないのだろう。
すべては反面教師。
これもまた一つの経験として忘れない様にしよう。
さて、
アルバニアに行こう。

7時間で覚える戦争絶対攻略マニュアル

この時期になると必ず話題になるのが靖国問題だ。このことについて藤岡弘さん・仮面ライダー1号は下記の様に言っている。素晴らしいコメントをして下さっているのでブログに取り上げてみました。

21世紀に入り、現代社会はますます多様化の道をたどり、人々の考え方も複雑化している。
このコーナーでは、世の中に起こる出来事や様々なテーマを「藤岡弘、」が、「藤岡弘、」ならではの切り口でする。

【原文で投稿しております。】

この夏、日本を騒がした話題は「靖国問題」であった。

首相の参拝に賛成の人、反対の人。

国内外を分けてのまさに大論争だった。

それぞれの意見があることは大いに結構である。

しかし、私はこの国のために命を捧げ、死んでいった人の魂に手を合わせることに対し、なんらやましいことはないと思っている。

戦争という、あらがうことの出来ない巨大な時代の潮流に飲み込まれ、無念な気持ちを抱きながらも、家族を思い、国を思い、死んでいかなければならなかった人々がいたからこそ、今我々は生きているのではないか。

彼らを尊び、彼らに感謝し、彼らの安らかな眠りを祈り、二度と戦争を起こさないという平和への誓いを立てることは、日本人としての当然の気持ちであると思う。

私自身、世界の平和を祈念してやまない。近隣諸国の捉え方はそれはそれで仕方のない事かもしれない。戦争を美化することがあってはならない。

が、日本人が日本人として主張しなければならない事もあるはずだ。

そもそも日本人は臭い物に、フタをしたがる所がある。

だが、世界状況が大きく揺れている今、こういった民族の本質の関わる問題というものは一過性の話題ではなく、きちんと論議すべき問題であると思う。

この問題は、夏の季語ではないのだ。

そして今、日本人は世界の中で何をするべきか、一人ひとりの問題として捉えていくことが必要な時代になったと言えよう。

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