ついに戦争に自我が目覚めた

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昨晩の午後9時からのNHKスペシャルでなんと
あのNHKが「731部隊の真実~」というタイトルで
日本の戦争加害責任を扱っていました。

驚きましたね~、籾井体制になってからはNHKは右傾化する一方で
最近はあまり見る気も無くなっていたのですが、
久しぶりにNHKの番組を録画しました。

A兵器(核兵器)B兵器(生物兵器)C兵器(化学兵器)の中で
B兵器は戦争で使用することを禁止されている兵器ですが
旧日本軍は中国東北部(旧満州地方)で極秘に生物兵器を研究する
731部隊を設立し、そこで捕虜とした中国人を丸太に括り付けて
凍傷の実験をしたり、ペスト菌を使って生体実験を繰り返したりしていました。

私はこのことを本多勝一さんの「中国の日本軍」という本で
すでに知っていたし、森村誠一氏の「悪魔の飽食」などでもそういった
731部隊の悪業の数々を知っていたので、もっと詳しいことも知ってましたが、

あのNHKが日本の加害責任を扱うとは意外でしたね。

終戦(本当は敗戦)後70年が経って、戦争の経験者もめっきり減って
終戦特番も減ったのですが、もしNHKの会長が代わって
編集方針も変わったのなら、それは良いことですね。

本当はこの731部隊とミドリ十字という非加熱血液製剤を販売し
エイズを発症させたり、戦後の日本の学界との関連も
もっと放送して欲しかったのですが、1時間以内の放送では無理な話でしょう。

昨晩も池上彰は特攻隊をテーマにして終戦番組を放送してましたが、
この人も昔は鋭い突っ込みをする人だと期待していたのですが、
最近は完全に日和見になってしまいましたね。
どこかからの圧力があったのでしょうが、残念なことです。

私は2年前から終戦特番に特攻隊を取り上げるよりも
南京事件や重慶爆撃を取り上げろと言ってますが、
最近は右傾化が酷く東京大空襲などの被害体験を放送したら
まだマシな方で、特攻隊員の国を守る気概と勇気を称賛したり
杉原千畝にスポットライトをあてて、日本人の優秀さを誇ったりするのは
「もうたくさんだ」と思っています。

戦争翼ある人

報道ツイートを幾つか追加で貼った。特筆は「」だ。

『脳卒中で半身がまひし、ほとんど話すこともできないティン・フライン(Tin Hlaing)さん(75)は、実の子どもたちによって道端に捨てられた。』

『そのまま道端に横たわっていたティン・フラインさんは、気の毒に思った知らぬ人に、最大都市ヤンゴン(Yangon)の郊外にある老人ホーム「トワイライト・ビラ(Twilight Villa)」に連れて行ってもらったことで救われた。

 ティン・フラインさんの身に起きた「うば捨て」のような出来事は、急速に進む高齢化への対応に苦慮している貧困国ミャンマーにおいて、まれな例ではなくなってきている。同国では高齢化の問題が、既に無力化している医療福祉制度に重くのしかかっている。』

近い将来の日本の姿を見るようで恐ろしい。このまま鬼畜マフィア政権が継続すれば、もっと恐ろしい状況になっているかもしれない。大政翼賛大本営に枕営業、身売りし御用学者に成り下がった三浦瑠麗に拠ると、

『』という。

姥捨て、安楽死。

やはり日本の未来は闇に覆われている。

記 AM 18:21 2017年8月13日

683日連続投稿

    

 
 
 

 

昨日の「田村淳の訊きたい放題!」の内容は、いつになく重くシリアスなものだった。メルマガでも記し、当ブログでも転載したが、「二つの選択肢」にも通ずるものだ。番組は、あくまで個人の尊厳死や安楽死の是非を問う内容で、「言葉の定義から始める必要がある」と結んでいたが、私もこれには共感した。メルマガでは国の延命治療や尊厳死、安楽死について述べた。今の日本では「安楽死」は自殺幇助という立派な犯罪だ。世界でも安楽死を法的に認めているのはスイス他ごく一部に限られている。番組でも取材されていたが、それ故に「安楽死」を望む人々が、スイスに趣きそれぞれの想いと願いで自死する。当然医師も立ち会うが、最後の行為は自らが行わねばならない。それらの様子は動画を貼ったので是非伽藍頂きたい。

 私見ではあるが、今の安倍鬼畜マフィア政権とその延長線上にある政権が続けば、そう遠くない将来、日本でも安楽死を認めるようになるだろう。麻生の暴言を待つまでもなく、鬼畜マフィア政権にとって高齢者は邪魔であり、障害や病を持つ老人は姥捨てしたくて仕方がない。安楽死を認め、さっさと自死して欲しいと腹の底では願って止まない。膨れ上がる社会保障や医療費等福祉を前に、そこにカネを出したくないカルト支持団体やネトウト、ネトサポ、そして同調する鬼畜マフィア政権なら、そう考えてもまったく不思議はない。「自己責任で生きられない人間は、さっさと死ね」というのが本音なのだ。

 

世間は盆休み中なので、少々軽い話題も。

いつものように下記にツイート群を貼ったがその中に、「もし安倍晋三が高井戸警察署で取り調べを受けたら」というものがあり笑える。

是非、安倍晋三並びにその太鼓持ち、提灯持ち、全自動忖度機に地獄を見せてやって貰いたい。

終戦記念日を前に、枕営業で大政翼賛大本営に身売りした三浦瑠麗がまた問題発言。

そちらもツイートを貼ったが、けっこう炎上している。

Togetterまとめ他、批判ツイートや三浦瑠麗本人の弁解ツイートも貼った。

一昨日の「朝まで生テレビ」では派手な和服で自己主張、言葉だけでなくファッション、立ち居振る舞いでも「私はスーパー右翼に枕営業したの。なにか?」と態度で示している。

言葉でいくら嘘八百を並べても、行動や態度は嘘をつけない。

典型的な例となった。

司馬遼太郎が生きていたら、三浦瑠麗の発言にどんな風に返しただろうか。

「風塵抄」や「この国のかたち」の中で、戦中を含めた前後数年間を、その間は日本ではなかったと猛烈に批判している。

彼は好悪の情が比較的激しく、作品にも顕著に現れるタイプの作家だったが、戦争については明らかに憎んでいた。

かつての舛添要一のようなニオイがプンプンする近頃の三浦瑠麗。

目立ちたくて仕方ないのだろうが、近い将来ハゲぬよう気をつけて欲しいものだ。

記 AM 10:55 2017年8月13日

683日連続投稿

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三浦瑠麗氏の「大日本帝国が本当の意味で変調を来し、人権を極端に抑圧した総動員体制だったのは、一九四三(昭和十八)~四五年のせいぜい二年間ほどでした」説、総力戦体制ではなく「総動員体制」を出してくるのも解せないし、どうして「一九四三年から」というのかその基準もイマイチ不可解だ。

? 早川タダノリ (@hayakawa2600)

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