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暗闇の口コミ情報やレビューを紹介、お気に入り商品を見つけましょう

暗闇

暗闇 僕らは元気をたくわえる

「かまわないちゃんと対処すれば平気さ。」

 陸風が溜息をついた。

「馬鹿はよせ。」

 顔を彼の肩に埋めると、鼻の奥がツンとしてきた。

 陸風は僕の背中をゆっくりと撫でる。

「馬鹿だな。俺はもう充分嬉しいんだ、本当だ。」

 ずっと彼がどんな不安と恐怖を抱えていたか、自分の検査結果の待ち時間の間に、やっと理解した。

 ふたり、やっとの思いでここまで来たのだ。実際、死などさほどの事ではないのだ。ただ彼を彼だけは離したくない。

 陸風もそうなのだ。

 目覚めると、頭が重く、空はまだ暗かった。何もかもが朦朧としていた。

 傍らで彼はまだ熟睡しているかのようだった。しかし、その異様な静かさに不安になり、見た。

「陸風、陸風?」

 軽く顔を叩く。

 肩を揺らす。

 我を忘れてさらに激しく揺すぶる。

 反応は無い。眼を閉じたまま横たわっているばかりで、生気がなかった。

 しばらく呆然とし、ようやく理解した。鼻の奥が痛い。

「疲れてしまったのなら、眠るといいよ。」

 心静かだった。枕元のコップにはまだ水が残っていた。

 抽き出しの薬瓶の錠剤を一気に飲み干す。

 コップを戻し、もう一度横になって、陸風の懐に潜り込む。

 そうして、頭を胸元に埋め、彼の腰を硬く抱きしめた。

  

 一緒に眠ろう。ずっと、永遠にこのままがいい、もう目覚めなくてもいいんだ。


「小辰....

 暗闇から模糊とした声がする。

「小辰、小辰?!」

 声は段々とはっきりと聞こえ、強く揺すぶられて、やっと重い瞼を上げた。

 頭はまだガンガンする。心臓も鳴るように打ち、顔も泣き濡れていた。

「どうした?」

「悪い夢でも見たのか?」

 上から覗き込む陸風は、僕の顔を幾度となく摩った。


「陸風、陸風が、死んでしまう夢を見たんだ。」 

 嗚咽しながら彼を抱きしめた。眼の前の彼は幻影ではないのかとさえ思った。そうではないのだ現実なのだと判ると、やっと安堵した。

「怖いんだ

「何でだ。」

「夢を見たんだ。朝起きたら、君が逝ってしまっていた。……僕には一言も無く、黙ってそのまま逝ってしまった。」

 陸風が笑う。

「安心しろ。死ぬ時は、絶対お前にひと声かけるさ。」

 何故だろう、それでもまだやりきれない。夢から出られずにいた。

 陸風に噛み付く。他に術も無く。

 彼は一言呻いたが、手を挙げて、僕の頭や頸を撫でた。

「生きるよ、お前と一緒にずっと。」

「うん

「もし、俺が死んだら、辛いか?」

 その言葉に腹立ちを覚え、更に噛んだ。我慢出来ずに啜り泣き始める。

 陸風は再び頸を撫でた。猫の毛並みを揃えるかのように。

「なら…いい。」

「覚えていてくれれば、それでいいよ。」

「勝手な事言うな。」彼に身を寄せる。

「陸風は健康だ。僕こそ早死するよ。」

「まさか。」

「うん?」

「本当にそうなら、付き合うよ。」

…… 

 ふたり暫くの間、静かに抱き合っていたが、突然陸風の声がした。

「小辰。」

「うん?」

 不思議に落ち着いたしっかりとした口ぶりだった。

「検査に行くよ。」


  検査には二人で行った。が、結果は、陸風がどうしても一人で行くと言って聞かなかった。

「お前がいると余計に緊張する。」と笑う。

「もし皆の前で、パニックでも起こしたらどうするんだ。」

 陸風が家の門を出て、更に車で去って行くのを窓辺で見守った。自分の結果が出るのを待つ時よりも緊張し、恐ろしかった。


 帰りを待つ間も落ち着かず、壁の時計を絶えず見続けた。一分一秒がとてつもなく長く感じられ、コップを持つ手すら震える。

 幸いにも、陸風の帰宅は早かった。

 ドアの外の気配を聞きつけ、スリッパも履かずに走り、ドアを開けた。

彼はまだ俯いて鍵を探っていた。ドアが開くのを見て、すぐに顔を上げる。


「何でもなかったよ。」


 過度の緊張感から、唐突に解放され、全身からも、手脚からも、力が抜けて行った。呆けたように笑う。

「良かった本当に良かった。」

 彼もまた僕を見ていた。

 陸風が靴を脱ぎ、部屋に入り、力強く自分を抱きしめるまでのその刹那、ただ呆けたような笑いを浮かべていた。どうして良いかもわからない。

 嬉しくて…


「お腹空いてない?」

「まだいいよ。」

「夜は魚でいい?」

「何でもいいさ。」


 陸風を見る。微笑してはいるものの、狂喜とまではいかず、幸せ溢れているとも言い難いかった。何故か、少しづつ不安が湧き起こる。

「陸風?」

「うん?」

「本当に何でもなかったのか?」

「あ?」

「嘘をつかないでくれよ。」

 彼は少し僕を離し、此方を見た。

「馬鹿……

「たとえもし感染していても、大丈夫だと言って騙すんだろう?わかるんだ。そうだろう?」

 不意に陸風は静かに繁々と僕を見た。暫く後、微笑する。

「馬鹿、本当だ。」

 彼が狼狽える時、僕は冷静でいた。今、彼が平静であればあるほど、僕は奇妙な不安にみまわれ、また不意に涙さえ込み上げるのだった。

「嘘をつかないでくれ隠し事はしないで欲しいんだ

 その泰然とした落ち着きも嘘かもしれない。陸風の命が尽きて、いつの日か自分の側から消えて無くなってしまうのは絶えられない。彼自身よりも更に。

「おい、馬鹿か。」少し慌てたように陸風が言う。

「本当だ、嘘なんかついてない。」

「じゃ、何でもっと喜ばないんだ?」

 眼を潤ませて訴えた。

「こんな大事な事大騒ぎしろとは言わないけれど、でも、もう少し喜んで。何でも無いんだって事がわかるように。何かでお祝いしたっていいのに。

 彼は直ぐに続ける。

「嬉しいさ!もう何年もこんなに嬉しかった事はないよ。これからは安心してお前と一緒に居られるんだ。どう喜んでいいかわからないほどだ。」

「じゃ、その顔は何!」

「こんな幸運は思いもよらなかった。結果を  受け取って、もうどう帰って良いかもわからない程だったよ。早く帰ってお前に知らせたいとだけ思った。途中ずっと思ったんだ。帰ったら帰ったらどんな顔を見せようかと、どうやってお前を安心させようかと、でも……

 唖然と陸風を見る。

「久しぶりで、そんな顔、どうして良いかわからないんだ。」

 鼻の奥が痛い。

「いいんだ。」と彼に優しく笑いかけた。「これからは、できるようになるさ。」

「うん」と言う陸風の安堵の笑顔、真剣な顔が幾らか可哀想に思えた。

 切なさを堪えて、陸風の顔を両手で抱え、口付ける。

「今度は、僕が君を幸せにするんだ、ずっとね。」

 途端に陸風は沈黙した。

 黙り、笑いも消えた。と、不意にその腕を絞り込んだのだ。こちらの息が止まるほど。

 彼は驚くほど力が強い。胸に押し付けられた顔が、その硬い胸と腕の間で苦しくなり、骨も砕けるかと思えた。その顎はちょうど僕の頭の上に、痛いほど強く押し付けられていた。

「小辰.....

「うん?」

「今、欲しいんだ。」

 今度は陸風をこちらから抱きしめる。

「ああ。」

  

 しかし、暫くたっても彼は大きく息をしながらも、その手は僕の背中を走るばかりだった。

「どうしたの?」

 陸風の息は落ち着かない。


「今だと、痛い思いをさせてしまうかも。」

 大きく嘆息する。

「いいんだ…陸風。」

房客 9

暗闇 もっと世界を自由に。

フリーホラーの影廊をプレイしてみました。

日本製のフリーにしては珍しく、3D、一人称視点のゲームです。

このゲームは、暗闇の回廊に迷い込んでしまった主人公を操作し、脱出に必要な『勾玉』を5つ集めるゲームです。回廊は迷路の如く入り組んでいて、一定のパターンはあれど、ランダム形成だそうです。

勾玉は回廊の各所に散らばっていますが、回廊には数種類の徘徊者がいて、捕まれば一発アウト。とにかく、舞台も敵も、とにかく和のテイストです。

敵の接近は、音で分かるようになっています。

敵は3種類いるようです。

①歩きながら、鈴を鳴らしている徘徊者。鈴の音の強弱で、接近度合がわかる。

視覚と聴覚でこちらを探知し、発見次第襲いかかってくる。

②猛スピードで走りまわる徘徊者。通称『ランナー』。けたたましい足音で接近度合がわかる。

ランナーには、こちらの足音が感知されることはありません。ランナーの足音が聞こえたら、走ってその場を離れ、暗闇に身を潜めることで回避できます。

③うずくまって泣いている女の子。近くで音を立てると、こちらを探し始めるが、見つからなければまたうずくまる。うずくまっているためにこちらが見えていませんが、一定距離に近づく、フラッシュライトを当てるなどすると即座に襲いかかってきます。しゃがみ歩きをしていれば探知されません。

徘徊者は全部、能面をかぶっていて、能の舞台に出てくるような出で立ちです。

これら3種の徘徊者をかいくぐり、5つの勾玉をあつめてゴールへ行けばクリアになるようです。

私のプレイした感覚だと、勾玉を2つ集めるまでは①と②の徘徊者は1人ずつですが、3つ集めたあたりから、徘徊者の数が増えているような感じでした。

途中でいくつかのアイテムが手に入りますが、これらを駆使して徘徊者を回避し勾玉を集めていきます。

ライター...自分の付近しか照らせません。探索の基本アイテムです。

手鏡...別の地点にワープできます。徘徊者に追われている場合など、追いつめられたときに使うといいかもしれません。

爆竹...けたたましい音を立て、徘徊者の気をひけます。格子窓のついた部屋に投げ込むことで、鍵の付いた扉を徘徊者に壊させるなど、テクニカルなことも可能です。

光石...使用するとその場に落として、微弱な光を発します。光源のない場所の明かりにつかえます。

この光によって徘徊者に発見されることはありません。

フラッシュライト...狭い範囲ながらも、遠くまで明るく照らすことができます。

コンパス...出口の方向を示します。

ちなみに、回廊の途中で燭台がいくつかあり、それに火をつけることで周辺に灯りをともすことができますが、この灯りで徘徊者の接近具合を図ることができます。

普通にゆらゆら揺れているときは危険がありませんが、赤黒い灯りになると、例え音が聞こえなくとも周辺に徘徊者が近づいていることを示し、赤黒い光で点いたり消えたりを繰り返す状態は、非常に近くに徘徊者がいることを示しています。

私はこのゲーム、勾玉を5つまでは集めたのですが、ゴールの位置が分らずやられてしまいました。

5つ集めると、徘徊者の数が明らかに多いように感じたですが、これは気のせいだったのでしょうか?

※以下、追記

ゴールの方向を間違えたり、徘徊者が集まってきたり、何度も追い詰められましたが、クリアすることができました!

何回かやられているうちに分かったのが以下のことです。

①鈴を鳴らす徘徊者は、初めから2人いる。

②鈴を鳴らす徘徊者は、こちらの歩く音、走る音を感知している。

③ランナーの速度は、それほど早くない。見つかっても逃げる方向を間違えなければ、逃げ切れる可能性は高い。

④スタート位置はランダム、マップは自動形成。勾玉の位置はランダムだが規則性あり。確定で置いてあるところもある。

↓こちらからダウンロードできます

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